コロナ緊急事態宣言直前熊野詣

コロナウイルス肺炎の緊急事態宣言が発令される直前に、2人の娘が暮らす和歌山県熊野へ女房と久し振りに、様子を見に行った。

先ず、熊野本宮の熊野古道沿いの、夫婦で営む蕎麦屋「山伏そば拝庵」へ。
小高い山の上の家からの眺めは又格別である。

蕎麦の栽培から手掛けるだけあって、周りから採って来た山菜共々、料理に感動。
あと熱い山菜蕎麦も抜群の美味さであった。

日本一の大鳥居のある熊野本宮大社旧社地の大斎原(おおゆのはら)は必ずお参りする事にしているが、コロナ騒動で、満開の桜とは裏腹に寂しい参拝となった。

川湯温泉は、河原を掘ると熱い湯が湧き出る。左の本流からの水で温度調整する、まさしく露天風呂となる。私一人じゃ様にならないので入るの止めた。
普通この時期、満室当たり前の老舗の旅館に泊まったが、利用客は私ら夫婦のみ、余計気を使った。

次の日は、新宮の娘も一緒に、先ず瀞峡。台風禍から奇跡的復旧遂げた瀞ホテルより、ウオータージェット船発着場を臨む。

無農薬栽培のミカン園に行った。高い所程、大きく色もツヤツヤ、柿刈りで慣れている高枝バサミが役に立った。

4種のオレンジを味わいながら取りたくった。こんなに沢山誰が食べるのと言う位収穫した。

熊野三山の一つ「熊野速玉大社」へもお参りして、コロナウイルス鎮静化のお祈りをした。ここも人が本当に少ない。元気付けに、詣で饅頭を買った。

先日、篠山隠れ家の庭に「梛の木(なぎのき)」を植えたが、ここ速玉大社の御神木でもある樹齢千年のナギの木を拝む事が出来、感激!