コロナ対策として、篠山では、隠れ家に籠り、本を読む時間が多くなった。
手で本を持って読むのがシンドイ。テーブルの上に置き、眼の高さに本を保持出来る読書台を作る事にした。
近くの骨董品屋で、昔の寺子屋の読書台みたいのを見つけた。割れて、欠けて、剥がれて、かなり傷んでいるのを安くしてもらった。
全て木なので、何とかなるだろうと、部品作ったり、削ったり、接着したり、自分用なので、気分が楽だ。
裏の支柱や桟をノミで思い切り加工し、水平に近かった板面の角度を立てた。
本を開いて保持する仕組みは、これというのが、世の中に無い。それを編み出すのが一番難しいし、面白い。それも、自分の手持ちの物を利用して、完成させたい。
趣味の釣り道具の10号釣り糸で、紙面を押さえる。ピアノ調律時不要となったチューニングピンのいただいたのを、6本束ね吊るした重りで糸にテンションを掛ける。
裏面の写真だが、各種サイズの本に対応出来る様に、4本の糸を配し、各々に重りを付ける。
単行本を試しにセットし、読んでみた。手も楽、眼も楽、姿勢もバッチリ、雰囲気も良し。
問題は、ページめくりが面倒な事。これから改良を加えて、快適な読書生活実現するぞ!