2024年3月をもって本州から戦車部隊が無くなる、時代の変化を象徴する出来事である。
私が新卒で某会社に就職時、新入社員教育の一環として自衛隊体験入隊があったが、教育隊がいっぱいで急遽滋賀県今津の戦車大隊に回され戦車への乗車脱出訓練、果ては操縦までさせていただいた。
受け入れ慣れしていない部隊に入ったのが幸いか忘れられない思い出となったが、世界から戦争が無くなり武器も不要となる事を祈るばかりです。
写真:私は右から2人目です、何処に行っても1番小さい!
台風時大木を引き倒す藤蔓に注意!
篠山小屋では7年前の台風時、杉の大木10本が庭に倒れ込んできたが間一髪小屋直撃は免れた。
杉の木の上部で隣と繋がって次々引き倒した藤蔓が犯人である。
最近又藤が勢力を拡大し、今春は北側の森一面藤の花で覆われた。
杉の倒木による災害防止上藤蔓の根本から切って繁殖を抑えるしか手が無く、早速裏山に分け入り手鋸で50本切ったがメチャ草臥れた。 藤の種が出来て拡がる前に手が打てて当分安心だ。
7年前の台風時倒れた杉をチェーンソーで片付けているところ、もっと大きなのは森林業者に頼まざるを得なかった。
小屋の北20mには坊獣柵が張り巡らされており、藤の木の有る獣側にはこの扉を開けて入る。
一帯は杉の木と藤の蔓だけの不思議な世界であるが、足下はイノシシと鹿の足跡とフンだらけ。
藤の蔓は切った後どちらに跳ねるか分からないので蔓の上側に片手を添えながら手鋸で切るのが安全。
蔓には捻じれたテンションが掛かり一筋縄では切れないが、これで養分が絶たれ先は枯れてくれる。
藤蔓切る前の杉の上部は藤の花が咲き誇っている。
藤蔓切って一週間後の杉の姿、上部の藤の花は枯れて蔓も萎れているようだ。
拝借した写真だが、藤の種と左は種が何個か入った鞘である。
藤の綺麗な花への感謝と、こちらの事情で伐採する事への謝罪の気持ちを表わす為、切り火を行った。
クロモジ爪楊枝作った
先日篠山の生物研究の大先輩よりクロモジ(落葉の低木で普通緑色の木肌に黒い斑点が出、これを文字に見立てて黒文字の名前がついたが、この種は黒肌に白斑点)の枝をいただいた。
早速篠山の工房に籠り爪楊枝作りに精を出した。使えない節の有る部分も芳香を楽しむ為伊丹に持って帰ったが妻の手で面白い事に!
暫くサボっていたが、このクロモジの木のお陰で一気に木工モードに。
ノコで寸法切り。
ナタで縦割り。
ナイフとノミでひたすら削るのである。
シンプルなクロモジの爪楊枝、小屋での一人お点前で使うのも楽しみ。
頑張って6本の爪楊枝を作った。奥のは使い道のない節付きの部分に台を付け、伊丹に持って帰り芳香を愛でるつもり。
香り楽しむつもりで自宅食卓に置いたクロモジは妻がナイフで削り模様付け、上には孫のおもちゃのトイ・ストーリーのバズ、下はアンパンマンが鎮座していた。一瞬ドキッとしたが様になっており面白い、子や孫達の反応は如何に!