新年早々、もの造りが生き甲斐の私は寒い工場で機械加工に没頭した。
木工家具では、ノミ、ノコ、カンナだけで加工するのが私の流儀である。
だが、時間は掛かるし、自己満足で終わる事がほとんどである。
そこで、この正月休みに、木の組継ぎ加工を機械(汎用フライス盤)で試してみる事にした。木の材料は柿である。
捨て木でサンドイッチして、割れやむしれを防止する等工夫はしたが、意外とシャープにカット出来、2枚組みも箱組みも様になっている。
私も良い歳だし、これからは余り拘らずに適材適所機械加工も取り入れて、木工楽しむ事にさせていただきます。