黒ニンニク熟成器製作

篠山の仲間がニンニクを2,700個育成中。私はそれの付加価値を上げ、黒ニンニクとして売れる様応援すべく、自家製の発酵器を作る事にした。
熟成させるには、70~80℃で2週間かかるので安全設計が欠かせない。

貰って来た古い冷蔵ケースの内部機器を取っ払い

ヒーター、温度計、リレー、配線部品を準備し

ボックスに制御部品を収め、回路結線、これが大好き

本体にカートリッジヒーターをセット、制御回路と結線。やっと完成した

稼働場所に設置、これから70~80℃でランニングテスト、未だ未だ気が許せない。

2019/08/20 自家製黒ニンニク熟成器での試験と結果報告
専門メーカーでは300万円以上する量産型黒ニンニク熟成器を、10万円以下で製作すべく、何とか自前の熟成器は完成させた。
色々、温度、棚の位置、時間、中の容器等変えて実験したが、納得いく黒ニンニクにならない。
原因は①本体が縦長で、上下の位置による温度バラツキが大きい。
     ②ダクトでの熱風循環が、技術的、費用的問題であきらめた為、全体の雰囲
       気温度を一定に保てなかった。
     ③一番の問題は最適な湿度に保つ機構まで手が回らなかった。
総括:工夫やアイディアで何とかなると思っていたが、炊飯器の構造、性能を持った大きな器が必須で、、生き物のニンニクのバラツキも考えると、無理な挑戦であった。
しかし、各種データも取り、分析して原因も解明出来た事が今後に繋がる。
チャレンジしないと失敗も無い。どんどんチャレンジして可能性を探ります。