オオムラサキ幼虫の生命力に脱帽

2018年より、篠山隠れ家の庭で、凖絶滅危惧種・国蝶オオムラサキの飼育繁殖に取り組んでおります。
昨年は、エノキワタアブラムシと蟻の異常発生で全滅。薬は使えない中で、今年は如何がしたものかと気が重い。
ところが、どう生き延びたのか、越冬幼虫が、エノキ根元から、木を登り、葉を食べているではないか!
3頭の幼虫を確認出来た。奇跡としか言いようがない。 過去の経緯は「オオムラサキproject」をご覧下さい。

オオムラサキのオスは翅が美しい。それに引き換え、メスは大きいが、いたって地味である。

庭の片隅の飼育ケージと説明の看板。網のメッシュは、蜂は通れない寸法で、作ったものである。
中には、幼虫の食樹であるエノキが植わっている。
まさか、オオムラサキの幼虫がいる訳ないと確信していたので、目を疑った。
今まで、越冬幼虫のところで途切れていたサイクルが、初めて繋がった。
自前の繁殖の可能性も出て来たので、本当に嬉しい。幼虫の生命力には脱帽である。

これは、拝借した画像だが、幼虫の顔を見るだけで癒されるし、幸せになれる!