獣害後のサツマイモ

篠山庭の板囲い菜園で元気に育っていたサツマイモは、葉っぱを鹿に食べられツルだけに。
そこで鹿対策に防虫ネットで覆い、葉っぱが再生して芋が育つのを待つ事にした。
一か月経ち、やっと葉が揃って来たところで今朝一株だけ掘り上げてみた。
細いが芋に違いない、こんな細い芋でもサマになる「サツマイモのバター醤油煮」を作った。
期待していなかったが、これはヒット、メチャ美味い。後一か月待って太ったのを今度は焼き芋にするのが楽しみだ!         
                                     

2カ月前に植えたサツマイモの苗から、ツルが伸び、葉が生い茂ってきた。                                                                          
                                                     

ひと月前のサツマイモ、一晩でこんな無残な姿に。葉っぱは完全に食べられたが幸いツルは無事。                          
                                                 

トレイルカメラをセットしたら、夜現われた鹿の親子が写っていた。同時に防虫ネットが効果ある事が分かり使用する事とした。                                                           
                                                         
以降防虫ネットに覆われ大きく育ったサツマイモの葉っぱ。葉より窒素を取り込み栄養とするので葉が大事。       
                                                                 
こわごわ掘り起こしたが、細いのばかり。苦難を乗り越えた芋なので愛らしいし、何とか活かしたい。        
                                                                     
2cmの厚みで輪切りし、水に漬けてアク抜きをする。                                                      
                                                          
少しの水で煮るのだが、まろやかに仕上がる様に落し蓋を使った。                                  
                                                                
最後、醤油とバターでさっと煮て、皿に盛り黒ゴマをふって出来上がり。私にとって、珍しく良い味に仕上がった。
田舎に来たとはいえ、こんな事に凝る自分が不思議!