翌日は蝶が飛び込む

前回オオムラサキ飼育ケージに飛び込んだ鳥の続きです。
翌日飛び込んできたお客は蝶、上の方ばかり止まるので鑑定無理、そこで捕虫網で捕らえて虫籠に入れ観察した。色合いや翅の模様から「カラスアゲハ」と判定。虫籠から出して森に放ったが、ゲージには早速次のお客が入っていたので虫籠に入れ図鑑やwebで鑑定。後翅の紋、斑から「サトキマダラヒカゲ」と判定、お疲れ様と森に放った。久し振りに生物研究班に戻った感触!

今年のオオムラサキ飼育ケージは入口シャッター巻き上げたまま、2週間振りの庭はこんなに雑草が伸びていた、ア~ア!

飛び込んできたのはカラスアゲハかな、ミヤマカラスアゲハかな。                            

上の方しか止まらず特徴が掴めないので、滅多に使わない捕虫網を出してきた。                         

虫籠の蝶の表側、太い白帯は前翅のみ、後翅赤紋は朱色。                                         

裏前翅白帯は幅広、後翅白帯は無し、よって「カラスアゲハ」と判定させていただきます。                   

次のお客の表側ではヤマキマダラヒカゲかサトキマダラヒカゲか識別し難いので裏面で判定。                 

裏面後翅付け根の3個の紋が直線的、前翅頂にお魚マーク、以上より「サトキマダラヒカゲ」と判定致します。