篠山の小屋は土砂災害特別警戒区域に指定され、国と県が家屋と国民の命を守る為隣の山裾に擁壁を設置する事になり、1ヶ月前よりの土質調査ボーリングが終わり、モノレールや機械の撤収も完了して一気に静かになった。 作業員の若者達の仕事ぶりには頭が下がるし機械好きの私には良い刺激になった。 8年位先の擁壁完成を元気に見届けたいものだ!
小屋の東側山は急斜面で杉が倒れて来るのも危険で、この集落11所帯の安全の為に擁壁工事を引き受けてくれた国と県には大感謝である。
そこで土質調査の為、裏の山に引き入れるモノレール設置には最大限の協力を申し出た。急斜面で危険な中、若いのに良くやるねと言うより若い人しか務まらない仕事だ。
山裾を北から南までモノレールで運んでは指定場所でボーリング作業を行うのである。
これは案内図からの写真で不鮮明だが、モノレールから移した土質ボーリングマシンでサンプルの土をくり抜いているところだ。
採取した土の柱を収めたケースである。
ボーリングマシンのディーゼルエンジンは以前私が勤めていたヤンマー製で、軽くて丈夫でトルクが強いと褒めていただき嬉しく昔を思い出した。
最後の撤収作業に立ち会ったが、2人の気の良い若者と別れるのがチョット寂しい。